オープンカーで避けて通れないのがホロの劣化です。ロードスターの場合は約5年と言ったところでしょうか、それ以上保ったら儲けと思ってください。

よくお問い合わせいただくのは、「ウェザーストリップだけで何とかなりませんか？」というお話しです。

　そこでホロの寿命の分かれ道、見せていただくと、確かにホロは痛みがないのですが、横から見ると縮んでいる物が多いです。具体的に言うと、ホロの縫い目が上を向いてしまっている物はウェザーストリップを交換しても雨漏れは止まりません。写真を比べてみてください。上の写真は縁が切れているのは論外ですが下の写真では縫い目が横を向いていますが、上の写真では上を向いています。

ホロを真上から見たときに金属またはウェザーストリップのゴムが見えてしまう物はもうホロが縮んでしまっていますので、ウェザーストリップの交換などでは修理は難しいです。

下の写真での雨漏れでしたらウェザーストリップやガラスの調整等でなおる可能性もあります。

ホロを交換する際は、リアレインレールも同時交換をオススメします。レインレールが割れると関係ないと思われるトランクへの水の進入とかも起こります。劣化したレインレールは脱着時に割れを起こし外したときには問題なかった物が装着時には雨漏れの原因になったりもします。最近のレインレールはウレタン製に変わっています。耐久性はこの方が良いと思われますのでオススメです。