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Presented by 堂堕自動車
最終更新日:2006/10/20

Title

筑波決戦 2006


てーるつーのーず

 「シャチョー負けちゃいましたね。」なんて声をかけれれるのですが、今回ばかりはそんなことちっとも気にしていません。勝ち負けよりも、はるかに楽しいものを体験しましたから・・・上の写真は1本目計測1週目のバックストレートです。1週目からこんな状態ですから、タイムなんて出ないです(笑)

ポジションの奪い合い 上の写真から8分後の最終コーナー入り口。
状況はあんまり変わっていません(笑)変わるのはアタックが終わった頭の使える人がクーリングに入ったりするので、順番が入れ替わるだけです。私は・・・頭は使えていなかったようです・・・

 この時点ではタナボタ号のストレートの遅さに愕然・・・今まではなかったのですが、ストレートでスリップすら使われないで、あっさり抜き去られます。どの位遅いかというと、速度差で10km/h、2ヘヤで後ろで立ち上がった車が最終コーナー入り口までに何もなかったように自分の進入ラインを描けます(汗)色んな思いが交錯しますが、後の祭り遅い車を速く走らせるには、コーナリング!幸いどうやらコーナーは新品215のA048と骨まで削った軽量ボディ(運転手は除く)のおかげで、いつになく速いようで(この見解があとで泣きを見る)、ずっと絡んでられる・・・ということはタイム的にもまあまあのものは期待できそうだ。そんなことを考えて、楽しいから絡みながら1本目を終わる。

タイムは1’06.764 

 前々回のSタイヤで優勝したときのタイムと遜色はない、ただ最終ラップに出たタイムと言うことで、新品Sタイヤはなんの威力も発揮していない(涙)ことは明確である。ここで2本目について作戦を考える事にする。
1本目は絡んで楽しかったが、最終コーナーで前の車に突っかかってアクセルが踏めない、と言うことは少し間隔を取って最終コーナーに侵入すれば、ベストパフォーマンスを発揮できるに違いない!<サルでも解る作戦。

誰彼かまわずつっく迷惑なヤツ そして2本目開始。4番目のスタート
予想通りコーナーでは前の車に引っかかる・・・

それでは少しペースを落として全車との間隔を・・・

げっ!1台抜かれた(かなり焦る)

速く抜かなければ・・・<とっても速い

それもそのはず、5番手の人なんだから、ベストラップで0.2秒しか違わない。そんな人を簡単に抜けるはず無い。数周絡むも、これではタイヤが終わると思い、ピットインしてベストラップねらいだ!!!

間隔を計ってピットアウト!ファイヤー氏の前だ!

 

こんな事してたらタイムは出んわな(涙) タイムアタック開始!

タイムアタック中の写真である。なぜ1ヘア出口でカウンター当ててるんだ?(笑)タイムアタックだよね?

後ろの車もなんか横向き加減だけどね・・・

ファイヤー氏が後方では頑張るしかない。

 

 

 

 

マジで怖かったんだって! この週の最終コーナーで出口でこうなる。上の写真と同じ位置で撮った写真のはじに写った砂煙、もうダメだと思いました(笑)、心の中では「お願い、ピットウォールだけは行かないでくれ!」と叫びながらコースアウト、ものすごい砂煙とともに「赤旗をだしたら、大市民さんに本気で怒られる」などなど色んな事があたまを駆けめぐり、エンストしたエンジンを復活させるべく、キーをひねる。
幸い何事もなかったように、エンジンは始動したので、すっかりしぼんでしまった気分とともに、ピットイン。2本目終了!

タイムは・・・6番目、1位はあきやま氏、もう少しで6秒を切れるところまで来ている、でも今日はもう温度が上がりすぎてダメだろうなとかってに思っていました、しかしあきやま氏はウィングの上で各セクタータイムを研究し、なにやら思考中、私はと言えばそんな彼を見て「このぐらいしなければタイムでないんだよ」などとからかっていたのですが・・・

 

 

 

 

団子団子、 タイムへのこだわりを捨て去ってしまった私は、1本目の絡んだおもしろさを再現すべく、計測1週目からダッシュ!
きっと前にいた2台は迷惑だったろうけど、無理矢理抜き去り4番手回復!この間あとで聞いてのだが、あきやま氏、ファイヤー氏はタイムアタックに向けてコンディションを整えそれぞれ3週目4周目にかけてアタック、見事この周回でこの日のベストタイムを叩きだしている。
そんなことは知らずに、無理したツケですでにタイヤはおいしいところは終了!ひたすら前3台を追っかける

タイムアタックを終わった3台はそろそろ遊んでくれる気になったのか、クールダウンなのか、追いつくことができ・・・

 

 

 

ばんぱーつーばんぱーこうなります♪このグループの攻防は、最終週まで続きます。たとえばある周はバックストレートで抜かされ、ずっと後ろに張り付いて、1コーナー進入で抜き返す。

みんな速いんです。

その間の周回はベストから0.5秒から1秒落ち、7秒台の追いかけっこ♪

 

 

 

 

1コケあまりの接近戦にこんな事も起こります。

立ち上がりで体勢を崩すファイヤー氏、普通後ろの車はチャンスとばかり抜きさるのですが・・・・

 

 

 

 

 

 

 



2コケ 接近しすぎているため、アクセルを抜くしか無く、後ろもタコる(笑)

ちょっと離れていた車が、また接近戦に参戦する・・・

レースとは違い、ゴールでの順位を決めるものではないが、その差数センチ(ぶつかると思ったこと多数)の攻防では、ビデオでもバンパーが映らないほど相手を信頼しきるバトルはそう体験できるものじゃない、信頼できているからこそ、タイムダウンも最小限で高速、高レベルでの戦いが出来る。今年はSタイヤ新調して良かった♪

 興味があったら恥ずかしいけど見てみてください。このデータロガーで記録したものです。ベスト3が入っています。ソフトウエアで見られますが、ファイルを開くときに、ファイルの種類をvboにしないと見られません。いかに感だけで走っているかよく分かります(笑)

恥ずかしいデータは、これ

下品(笑)   番外編

 日頃、筑波決戦の話が出ると、私はよくお話ししています。「筑波決戦に出る人は、何だかんだ言っても、みんなモラルがあるからとんでもないことはしないんです。大人の楽しみ方ですから・・・」と微笑んでいるのですが、今回の長岡勢はなんじゃ!ものすごくうるさい!どの位五月蠅いかって言うと、アフターファイヤーの音が、私の車に当たって弾け飛ぶんです。最初は私の部品が外れて落ちていった音だと、真剣に思いましたから・・・・
今回私も五月蠅くなる仕組みを大人の集団としては控えていきました。そのせいで最高速が伸びなかったのかもしれない。あまりに五月蠅すぎて、直後についていると、自分の車の音が聞こえず、シフトポイントが解らん。

来年からは、せめてバリ取りだけでもしてこい!(笑)

写真を見ると、軍手をかぶせてきたようで、繊維がバリに引っ掛かっています。

 

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