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Presented by 堂堕自動車

水没からの復活

考えられる方法を書いてみました。この方法で復活できるとは限りませんが、今まで愛した車を何もしないで諦めるのも、間違えた方法で壊してしまうのも悲しいとお思います。少しでもお役に立てれば幸いです。

まずどこまで水没したかで対応は変わってきます。


ボンネットまでの水没が一時的なモノで、浴びた程度なのか・・・

具体的には室内まで塩水が入りましたか?
エンジンのエアクリーナが水没は?
室内まで入ってしまっているのであれば、ノーマルコンピューターもきびしいと思います。

これらの場合でないときには、焦ってエンジンを掛けようとしないこと。

基本は洗う!とにかく洗う、室内も洗う!塩や泥が残っていたら、異臭や錆に直結します。

バッテリーのマイナス端子を外す。


プラグを外します。


水が入っていないことを確認。


インテーク系をすべて点検し、水がないことを確認します。
エンジンルームのヒューズボックスの中に塩を吹いた状態になっていないか点検 します。


ECUに水の進入がないか?塩水や泥水だったら良く洗い流して乾かしてくださ い。

エンジンを掛ける前にクランクを21mmのボックスレンチ又はメガネレンチを使って手で回してみてください。
回れば水等は入ってないかもしれません。
エンジンオイルの状態をオイルレベルゲージから確認してください。
白濁していればオイルを抜いて新しいオイルを入れます。

すべてのスイッチが切れている状態を確認して、バッテリーのマイナスケーブル を接続します。

インジェクターのコネクタを抜きます。
エンジンをクランキングさせプラグ穴から水分が出ないことを確認。
プラグ、インジェクターコネクターを元に戻しエンジン始動。

この流れでやってみてください。

しかし現実問題は、エンジンが掛かったとしても塩水の被害はそうとなモノのはずです。ミッションやデフ、燃料タンクへの水の進入、以後始まるであろう錆との戦い。


オススメは、ベース車を別に用意してパーツを移植して車を作り直したほうが良 いと思います。
ご相談いただければ、どうにでもできます。
大丈夫です。

どうしても今の車を何とかしたいなら、何とかします。

がんばってください。


室内に堆積した泥


水没車から抜き取ったエンジンオイル

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