□当日までの準備
- エンジンオイル点検、もしくは交換
オイル量がLレベルを切っていると、サーキットでは一発でエンジンブローします。コースインする前に再度チェックします
- ブレーキフルードの点検
適正な量を確認し、茶色く変色しているものは交換します。吸湿して性能が落ちているためです
- デフオイル点検
NA6CEは特に注意。オイル量が少ないとデフブローの危険があります
- ミッションオイル点検
少しずつ漏れている場合、オイル量が減っている場合があります
- パワステオイルの点検 オイルタンクの漏れ止め
パワステオイル飛散防止には、軍手を掛けてタイラップで止めておく程度でOKです
- ブレーキパッド点検
サーキットでは急激に消耗します。残量が少ない人は予備を準備してください
- ブレーキキャリパ点検
ブレーキは何よりも重要です。スライドピン部分が固着しているものもあります
- タイヤ残り溝確認
外側は極端に減るので注意
- ビニールテープ、ガムテープの準備
外装部品飛散防止とゼッケン貼付、さらに簡単なトラブルシュート等に使えます
- シートベルト点検
切れ、ほつれ等無いかチェックします。できれば4点式以上を推奨します
- ロールバー
装着が望ましい。非装着の場合、オープン走行禁止です
- 車室内の整理
アクセサリー類は走行前に下ろす必要がありますから、事前に不要なものを車室内から下ろしておくと準備が楽です
- バッテリーの固定
忘れがちです。よく見ておいてください。トランク内でバッテリが暴れ回ると悲惨なことになります
□ドライバーの装備
- ヘルメット
JISマーク等の規格を確認できるもの 半キャップ、工事用ヘルメット等不可(SNELL SA2000、BS6658-85
Type AFR、SFI spec 31.2、JIS 2000、ECE22-05等規格をクリアした四輪用推奨)
※ジェットタイプのヘルメットの場合、幌を開けての走行は出来ません
- グローブ
指先の出ないもの 難燃性レーシンググローブ推奨
- 長袖長ズボン等肌の露出の小さな服装
難燃性レーシングスーツ推奨
- 操作に支障のない靴
難燃性レーシングシューズ推奨
- 健康保険証
携行を推奨
□あると便利なもの
- スポーツドリンク等の飲料水
- レジャーシート
- 携帯椅子
- 軍手
□出走直前の準備
- フロアカーペットを含め、室内の可動物(リモコン、芳香剤等)をすべて下ろす
- ヘッドライトやコンビネーションレンズ、サイドマーカー等割れる恐れがある外装部品は、点灯が確認できる範囲ですべてテーピングし、コース上に破片を飛散させないようにする
- 各種フルードキャップのテーピング、バッテリターミナルのテーピング
- 当日配布されるゼッケンを貼る
- 当日貸し出されるラップ計測器を装着(「計測器について」を参照)
- タイヤ空気圧の確認
- ホイルナット締め付けトルクの確認
□サーキットのルール
サーキットにおける基本ルールは、「自分の身は自分で守る」、「他者に危険を及ぼさない」です。この基本ルール遵守のため、様々な補助ルールが存在します。
○サーキットにおける責任の所在
接触時は、自分の車は自分持ちです。たとえ自分に過失が無い場合でも、自分の車は自分で直すのがルールです。怪我をしてしまった場合も自分持ちです。でも、ぶつけちゃった時は謝ってね。さらに、サーキットの設備を損傷させると弁済しなきゃいけません。
○旗(フラッグ)
旗はドライバーに運営者側の意志を伝える唯一の手段です。走行中は、常に注意を払って下さい。以下は主な旗の意味です。走行会で良く使われる旗には◎、時々出る旗には○を付けてあります。また、コース1000には赤黄シグナルが設置されています。シグナルにも注意を払って下さい。各シグナルの意味は旗と同じです。
◎ |
黄 |
イエローフラッグ 危険あり 追い越し禁止 振られている場合は危険度大、即時停止できるよう徐行 |
◎ |
赤 |
レッドフラッグ 重大な危険発生 全車徐行し即時ピットイン
全車ピットインしないと、いつまでたっても解除されません |
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青 |
ブルーフラッグ 追い越し車両有り 要注意 |
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緑 |
グリーンフラッグ 安全回復 走行続行 |
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白 |
ホワイトフラッグ 低速走行車両有り 要注意 |
◎ |
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チェッカーフラッグ 走行終了 ピットイン |
○ |
● |
オレンジボール 車両に異常有り 指示を受けたドライバーは即時ピットイン |
○ |
黒 |
ブラックフラッグ 危険な行為・状況 指示を受けたドライバーは即時ピットインし、主催者まで出頭 |
○ローカルルール等
- 1週目はタイヤも温まらないので、追い越し禁止です。
- ピットインする場合、下図のあたりから左ウィンカーを出して下さい。
- チェッカーフラッグを確認したら、ハザードを点滅させ速やかにピットインして下さい。ピットインするまでイエローフラッグ時と同様、追い越し禁止です。ブレーキやエンジンを冷却するクーリング走行でピットまで戻って下さい。
- 自車と他車の位置関係を把握しながら走行して下さい。慣れないと難しいかもしれませんが、最低限時々バックミラーを見て下さい。
- 明らかに後続車両が速い場合、延々ブロックしないでください。逆に譲ろうとして、急激に走行ラインを変えないでください。力を抜いてリラックスする程度で十分です。普通は、何もしなくても勝手に追い抜いてくれます。
- 無理に追い抜こうとしないで下さい。特にコーナーで前走車両のイン側にノーズを突っ込むと、前走車両は後続車両に気が付いていないことがあるため、接触事故になりやすい状況に陥ります。走行会は、レースではありません。無理をせず、上手に抜いてあげて下さい。前が詰まっているように感じたら、いったんピットインしてやり過ごすのも手です。
- エンジントラブル等のときは無理してピットまで戻らず、コース脇の安全なところで停車してください(オイル等のコース上の飛散防止)。
- スピンした場合は、慌てずに回りを良く見て復帰してください。特にコースアウトしてしまった場合は、コースに戻る際にタイヤのグリップが急回復するため、コントロールできなくなってしまうことがあります。注意してください。
※主催者が車両やドライバーの装備に関して走行に支障があると判断した場合、走行をお断りすることがあります。この場合、料金の返却は出来ません。ご注意下さい。わからないことがあったら、ど〜だ走行会掲示板(参加者限定)で聞いてみて下さい。経験豊富なドライバーの方が多数いらっしゃいます。
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