対応車種 Eunos/Mazda Roadster NCEC
(フロントアッパーマウント、スプリング、ダンパー、ダストブーツを含むキットです)
税込価格¥187,000- 価格¥170,000-
取付工賃別
ARRIVEサスペンションキット、Cat(Contact And Tracing)はNCECのロードスターのネガな部分を消すべく作り上げられたサスペンションです。3代目ともなると初代のNA6とのきびしい比較となりますから、どうしても不利になります、その間に法律は変わるは、台所事情も変わりまして、売れることは考えずに好きに作った趣味車との比較ですからまず気になったのは直進付近のステアリング応答性の鈍さこれはスポーツカーには致命的と思えました、GTならそれでも良いのですが、ライトウェイトと名乗る限りは機敏でなければなりません、そしていかんともしがたいボディの重量感、これはサイズ、重量ともにたいしてて変わってないのですが、乗ると大きく感じるのです。引き替えにロングドライブは快適そのもので1日1000キロもやってみましたが余裕でした。
このサスペンションには良いところをのばしネガな部分を消していこうと・・・ドライブを楽しみちょっとかっこいい大人の車高を目指して! サーキットの性能を追い求めるのではなくストリートでの乗り心地や格好良さ、そこに焦点を合わせていきます。ノーマルの寸法ベースでの開発は失敗に終わっている経験がありますのでまったく新しいストロークの構築となります。ノーマルベースにするとどうしてもフロント側からのリバース感がでてしまいリアのバネレートを下げていく妥協案になります。これを十分なストロークと減衰でフロントのグリップを得ることにより前後バランスの向上に成功しています。 バランスの良くなったサスペンションのおかげでボディの大きさを感じなくなり軽快感とともに足の動きを感じられずセンター付近の曖昧さも見事に解消、ライトウェイトスポーツに進化成功です。 その車高と乗り心地を実現するためには高い精度のショックアブソーバーのセッティングが必要になります。最適な容量を持ったシリンダーに全長調整式といわれるプリロードと車高を独立して行える仕組みも採用しています。それもただ調整できればいいのではなくショック長を殺さないような必要最小限の調整だけ行える寸法としています。 標準で採用されたのは、フロント10キロ、リア8キロのスプリング。高速道路も快適に走行できるレートになっています、路面の悪い首都高も減衰力のノッチを3つほど上げればスポーティで楽しいワインディングと変わります。
リアのスプリングには専用スプリングを用意しました。NCロードスターはマルチリンクのため通常の内径のスプリングではショックアブソーバーと干渉してしまうため設定しました、ヘルパーとの組み合わせも車両取付時にはすっぽりと隠れてしまうスペーサを製作。 しかも専用設計にもかかわらず標準の8キロとは別に6キロ、10キロと12キロも用意しさまざまさまざまな用途に対応出来るように準備しています。
減衰力調整は20段、その中でスポーツ走行から街乗りの快適な走行までを調整できます。特にリア側は操作しにくい場所となるため、調整ノブもつまみやすい形状のモノをチョイスしています。 Contact And Tracing 接地感と路面追随性を両立し、さまざまなサスペンションを経験したあとArrive(到着する)サスペンションキットとなるのです。
注、純正フロントタワーバー装着車は一部加工が必要となります。リアのショック減衰力調整にはサイドトリムの脱着または加工が必要です。 ご予約頂ければ、店頭にて取付可能です。工賃詳細、取付のご予約等は、お電話、メール、もしくはFAXにてお問い合わせ下さい。 |
発売前にたくさんの方に試乗いただきました。これならNAから買い換えても良いとか、早く作ってくれれば良かったのに・・・とかさまざまな意見をいただきました、 中には「これがメーカーは作りたかったはず」とまで言っていただいたこともあります。 単純に楽しくワクワクとして乗れるNCロードスターに変身するのです。 そのすばらしい乗り心地と操作性を手に入れた性能を生かすためには、ショックオーバーホール2万キロ程度を目安にしてください。 |