チューニングってなんでしょう？クルマを速くしたり、格好良くすることですよね。でも、チューニングすることで、いままで目立たなかったアラが目立つようなこともあります。一部が良くなったことで、いままで気にならなかった部分が気になるようになっちゃう。
自動車メーカーも、いい車を作ろうとしているはずです。でも、メーカーが作るものにはコストの制約、誰にでも乗れる、壊れない、万人向けの安全性などなど様々な制約があります。
こういう生い立ちを持つクルマを我々ユーザーは、少しでも自分の好みに近づけようといろいろな部分を変更するわけです。が、チョト考えてみませんか？メーカーが大金をかけ、考え作り上げたものを変更するのですから、デメリットも少し考えてみる必要があるのでは？
たとえば軽量化ですが、室内のフロアカーペットを取り外せば確かに軽くなりますが、防音の役割も担っているフロアカーペットがなくなるのですから、騒音が大きくなって助手席との会話が困難になったりします。このパーツを付けると速くなる……じゃあ、悪くなるところは、どこなんだろう？
雑誌も商売です。広告を入れてくれるところの悪口は書きませんから、自分の用途に合ってるかは自分で判断しなければなりません。薦められるまま、はたまた雑誌に良いことが書いてあったからと、買ってしまってから、後悔しているという話を聞きます。
自分で判断がつかないというのであれば、信頼できるお店というより、信頼できる人を探しましょう。メリットだけでなく、デメリットも教えてくれるような人を……
