緊急告知
2002/9/13
2003/3/25追記
2004/4/14修正

 弊社じゃんぼっとるのお客様で、スロットルシャフトの折損事故がNA6シリーズで二件発生しております。すべての じゃんぼっとる装着車(全NA/NBシリーズ)ユーザーの皆様に、以下の点を点検してくださるようお願い申し上げます。 お手数をお掛けしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。特にNA6シリーズでは、ノーマル車両においてもスロットルシャフト折損が発生しております。定期的なチェックをぜひお願い致します。

  チェックポイント:冷間時にスロットルバルブがスムーズに開閉するかどうか。特にスロットル開き初めがスムーズかどうかを重点的にチェックしてください。もし、スロットルの開き初めに引っかかるような感じがありスムーズでない場合、以下の要領で調整をお願いします。調整手順は、NA6、NA8共に以下の要領となります。NBシリーズは、NA8シリーズと同様です。

NA6

NA6

NA8

NA8

  1. 写真中央部のロックナット(8mm)を緩めます。
  2. 次に、シャフト部分をヘックスレンチ(2.5mm)を使って閉め込みます。
  3. 締め込み過ぎるとアイドリングが上がってしまいますので、なるべく小さなねじ込み量でスロットルに引っ掛かりが無くなるよう調整します。ポイントは、スロットルバルブ全閉時、シャフト先端とスロットルリンケージが接触している必要があるということです。スロットルバルブ全閉時に隙間があるということは、スロットルストップスクリューの役目を果たしていないことになります。
  4. ロックナットを締め込みます。
  5. 再度スロットルバルブを操作し、引っ掛かりがないことを確認します。
  6. 引っ掛かりがあるようなら、1からの作業を繰り返します。
  7. スロットルストップスクリューの調整を行った場合、スロットルポジションセンサーの調整が必要となることがあります。スロットルポジションセンサーの調整は、こちらをご覧ください。

 ご不安でしたら、弊社まで車両をお持ち込みになるか、スロットル単品をお送りください。無料で点検・調整させて頂きます。

 ご心配をお掛けして申し訳ありません。今までじゃんぼっとるを数多く販売してきましたが、はじめてのケースに戸惑っております。ほとんどの車両で問題はないはずですが、万が一ということも考えられます。大変お手数ですが、是非ご協力のほどお願い申し上げます。

アライブ石井自動車 石井栄司